「ご無沙汰です。伊東で~す。こんにちわ。」
「ほんとにひさしぶりだね。3か月ぶりくらいかな?伊東さんはあんにきてどのくらいになる?」
ある利用者様を訪ねた時の会話です。数えてみると9か月目に入っていました。
まだまだ分からないことがたくさんあって、教えていただいています。
訪問看護にかかわらせていただき感じたことを少し書かせていただきます。
訪問してお風呂のお手伝いをすることもあります。
おうちのお風呂は、段差があったり、狭かったりします。
お風呂に入ることは、利用者様の体に大きな負担となります。
利用者様の体調を判断し、安全に安楽にお風呂のお手伝いをするのが私たちの役割です。
どのような位置に立って利用者様の体を支えれば安全か、
どのくらい湯船につかったら出ていただくか、 などなど
利用者様の表情や動きに全神経を傾けます。 緊張します。
それでも湯船につかっているときの利用者様の 気持ちよさそうな顔、
湯から上がり、着替え終わって一息ついた時の利用者様の 笑顔、
たまらなく魅力的です。
『自宅のお風呂に入る』ことにも意味があるのだと思います。
後で、汗だくだったり、自分の右袖やズボンが濡れていることに気が付きます。
訪問看護は、普段の生活の中で利用者様やご家族とかかわれる、
特別の場でなく、その利用者様の普段に近い中でかかわりが持てる、
利用者様がどのように感じたり考えたりしているかをより感じることができると思います。
もうすぐ3月です。自然豊かな茅野の春を利用者様と一緒に楽しみたいと思います。