こんにちは。花岡です。
今日も春らしく ぽかぽかと暖かな陽気です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日、訪問先での事。
Yさんのお父様が「いよいよ始まったよ」と
畑仕事が始まった事を伝えてくださり
「オオイヌノフグリとの戦いだわ」と草むしりに奮闘されていることをお話ししてくれました。
オオイヌノフグリ…青くて小さなお花だよ。お父様が教えてくださいました。
お父様とのお喋りを終えて、いつものようにYさんとウォーキングへと出掛けました。
くねくね山道を、諏訪湖の景色を見下ろしながら歩きます。
優しい日射しの中2人で歩いていると、
自分からあまりことばを発することのないYさんが 突然、
「これがオオイヌノフグリです」と立ち止まり、指差し教えてくれました。
ものすごく、私の心までもが暖かくなった瞬間でした。
青くて小さな可愛いお花でした。
私の訪問ノートに綴ってある、宮沢賢治さんのことばがあります。
なにがしあわせかわからない
ほんとうにどんなつらいことでも
それがただしいみちを進む中での
できごとなら
峠の上りも下りもみんな
ほんとうの幸福に近づく
一あしずつですから。
「銀河鉄道の夜」
一あしずつ歩いていきたいです。