2024-03-31

岡谷ステーション 茅野ステーション

オオイヌノフグリ

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こんにちは。花岡です。

今日も春らしく ぽかぽかと暖かな陽気です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

先日、訪問先での事。

Yさんのお父様が「いよいよ始まったよ」と

畑仕事が始まった事を伝えてくださり

「オオイヌノフグリとの戦いだわ」と草むしりに奮闘されていることをお話ししてくれました。

 

オオイヌノフグリ…青くて小さなお花だよ。お父様が教えてくださいました。

お父様とのお喋りを終えて、いつものようにYさんとウォーキングへと出掛けました。

 

くねくね山道を、諏訪湖の景色を見下ろしながら歩きます。

優しい日射しの中2人で歩いていると、

自分からあまりことばを発することのないYさんが 突然、

「これがオオイヌノフグリです」と立ち止まり、指差し教えてくれました。

 

ものすごく、私の心までもが暖かくなった瞬間でした。

青くて小さな可愛いお花でした。

 

私の訪問ノートに綴ってある、宮沢賢治さんのことばがあります。

 

なにがしあわせかわからない

ほんとうにどんなつらいことでも

それがただしいみちを進む中での

できごとなら

峠の上りも下りもみんな

ほんとうの幸福に近づく

一あしずつですから。

「銀河鉄道の夜」

 

一あしずつ歩いていきたいです。