2020-02-26

茅野ステーション

今を大切に生きる

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私の父は85歳、母は84歳で元気に二人で暮らしています。
これくらいの年になると死んだらこうして欲しいということが話題にでます。

人はいつか死ぬのだからこういう話題になるのは仕方がないことだと思いますが
長く生きていて欲しいですよね。

その話しの中で
葬式は、家族葬でしたいというので、以前から入っている互助会の会館に両親と一緒に行ってきました。
目的は、互助会に積み立ててある積立金の相談を担当者とするということでした。

その場所に行ってみると、たくさんの会員さんがいました。
私は、積立の相談だけかなって思って行ったのですが、会館のリニューアルイベントをやっていて、5階から1階まで、全フロアを案内された回りました。

家族葬の部屋、霊安室、葬儀関係物品展示、体験棺、この互助会に入っていれば全てがそろって墓場まで滞りなく行われるというものでした。

初めてこういう場所に行ったのですが、普段は関わることがない葬儀ビジネスを知りました。

その互助会の担当者は、この仕事を41年間やってきていて、葬儀や死を特別なことではなく淡々と説明を繰り返したいました。

人間にとって一番の悲しみである死というものとビジネスが結びつくのはあまり気持ちのいいものではないのですが、まあ、人間いつか死ぬのだからこういうビジネスも人役に立っているということを感じました。
担当者した下さった方の両親も昨年亡くなったそうです。

「生老病死四苦八苦」という仏教用語は、生きるも老いるも病気も死も、苦しいという意味ですが、私たちには今この瞬間しかないので、今この瞬間を大切にして生きくことが大切ですね。死という未来のことより、今この瞬間を生きていこうと改めて考えさせられました。

仕事を引退したら八ヶ岳の見える茅野であんの看護を受けて余生を送るのもいいかな?

いやいや、まだ来ぬ未来を想像しなしで、今を大切に生きていきます。