茅野・諏訪地域の皆様こんにちは。
あん訪問看護ステーションの看護師鈴木です。
山好きが高じて茅野市内に転職してきた私が、ぜひやりたかったことの一つが、学校登山の引率です。
といってもガイド資格を持っていないので、看護師としてのボランティアです。
先日参加してきたのは、近郊中学校の八ヶ岳登山です。山頂近くの山小屋に一泊する本格的な登山ルートです。
長野の中学生は、かなり本格的な山を登るんですね。さすがです。
快晴の夏空の中、順調に上り始めた生徒たちは、ハイテンションで元気いっぱい!
ところが2500mの森林限界を越えたあたりから、急に雲行きがあやしくなり、レインウェアを着込んだとおもったら、あっという間に暴風雨となりました。
さえぎるものがない岩山はとにかく寒く、慣れない生徒達は凍えて…るわけが無かったです。
極寒の山頂ですら、大はしゃぎで記念写真。
まったくもって逞しいです^^;
山頂近くのコル(鞍部)は、コマクサの群生地。
ピンク色に可愛らしく咲いている高山植物です。
コルにある山小屋では、子供たちぐったりかと思いきや、先生に怒鳴られるほどまあ寝ない寝ない。
翌朝は案の定雲の中でご来光は拝めず…
梅雨の最後に登るんだからまぁしょうがないでしょう。
雲海から登る朝日を見せてあげたかったなぁ
翌日も、一歩進むのがやっとな暴風。
一面真っ白な中、危なげな岩場を抜けていきます。
恐怖に大声あげる生徒や、体調悪くして同行ボランティアののおんぶで下山する生徒も…
やはり事件は帰りにおこりますね。
二日間12時間以上歩き続けた生徒さん達はすごい。
景色は見れなかったけど、全員で揃って帰ってこれたこの経験は、青年達を一回りもふた周りも大きくしてくれたはずです!
※写真はイメージです