茅野、諏訪地域の皆様 こんにちわ。
街の景色が色鮮やかにうつろう季節となりました。
岡谷でも、塚間川沿いの八重桜が美しく咲き誇っています。花岡です。
「大丈夫」
いつからか 事あるごとに自分へ言い聞かせていることば。
「大丈夫」
幼い頃、母がいつも私にかけてくれていたことば。
母はじっとしていることが苦手で、いつも動いているひとです。
70歳になった今でも夜勤のある仕事に就き、傍ら地元の小学生から高校生、地域の住民の皆さんに手話を教える活動をしています。
本当に良く動きます。
そして、聴覚障害を持ちながらも とてもポジティブ。
私とはだいぶ違います。(笑)
私の尊敬する母です。
そんな母、幼い頃何かにつけ不安がり 駆け寄っていく私に
最後は必ず「大丈夫!」と手話で伝えてくれるのでした。
その時の私は恐らく「大丈夫じゃない!」という思いだったと思うのですが
母は「いつかはきっと大丈夫」
そう伝えてくれていたのかも知れません。
確かに
「いつかはきっと大丈夫」でした。
最近、5歳の娘が目に見えない様な小さな傷を
「けがしちゃった。」と
足を引きずりあたかも重症を装い
何度も何度も私のもとへ見せにきます。
そんなちっぽけな傷に絆創膏を貼ってあげると大満足。
さっきまで引きずっていた足が急に走りだします。
絆創膏が目当てなのかな。
きっと、それと似たような感覚で 母は私に
「大丈夫」をくれていたんだと思います。
いとうひろしさんの本に
「だいじょうぶ だいじょうぶ」というあります。よく子どもに読み聞かせる本のひとつです。
ことば数は少ないですが、とても温かな気持ちになれる本です。
温まるって良いですね。
心温まることば。心温まる本。映画。
心温まるひと。記憶。景色。
温まる飲み物。
温まるものに包まれたいですね。
訪問をしていると、利用者さんとの会話やことばに心温まることが多いです。
花冷えの季節、
くれぐれもお身体を大切にお過ごしくださいね。