2017-06-27

茅野ステーション

本日の名言!?

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昨日は白駒池でお散歩してきました。

梅雨明けを待つ北八ヶ岳の森は、

小さな小さなコケの花が咲く時期になりました。

 

茅野・諏訪地域の皆様こんにちは。

あん訪問看護ステーションの看護師 鈴木です。

 

あん訪問看護ステーションでは、毎日夕方にカンファレンスを行い、

訪問中の出来事や方針について話し合いを行っています。

そんな最中にでた名言。

(といいますか、私が発した一言に社長がえらく感激してくださいまして…)

 

「精神の病気は、人と人との関係の中でしか良くならない」

 

訪問中、ただ楽しい話しをしているだけでも、

言葉のやりとりの中には、

目の前の他人への配慮や思惑が入り乱れ、

選び抜いた言葉を口にしています。

 

精神疾患により、思うように思考が出来なかったり、

妄想や幻想により、怒りたくもないのに暴言を吐いてしまったりと、様々な不自由を抱えている方がいらっしゃいます。

外からくる私達との関わりの中で、

症状と付き合いながら、他人とコミュニケーションをとり、

社会生活をおくるための土台を築いていきます。

 

そのお手伝いができるように関わり、

ひきこもりの方が、自ら「散歩にいきましょうか」と言ってくれたときの感動は忘れられません。

 

体の疾患のように治癒・悪化がわかりやすくありません。

少しずつ、ゆっくり関係性を築き、

ご自身から踏み出す踏み出す一歩をサポートする。

 

精神疾患の治療は、薬だけでは成立しない。

しみじみと実感しているこの頃です。