茅野、諏訪地域のみなさま、こんにちは。
あん訪問看護ステーション 作業療法士の小林です。
突然ですが、“作業療法”という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことがない方もいるかもしれませんが、リハビリテーションの一つです。
あん訪問看護ステーションでは訪問リハビリを行っており、様々な疾患の方に対して、身体のリハビリや心のリハビリを行っています。訪問リハビリって何をするんだろう?と思う方もいると思うので、今回は先日訪問した方のリハビリの様子をご紹介したいと思います。
この利用者さんは、部屋で足のマッサージや運動、立つ練習を中心に行っています。しかし、この日は天気も良く、外へ出たいとご希望がありました。そのため、部屋でのリハビリはやめて外へ行くことにしました。
以前から、一人で外に出ることに不安があり、誰かいる時しか出ないようにしていると聞いていたからです。
さっそく身支度をし、庭へ出ました。
利用者さんが初めに気になったのはネギ坊主。端から採りはじめました。
そして次はねんびろ。茹でて酢味噌で食べるのが好きなようで、「ご飯のときに作るわ!」と、とても楽しみにしている様子でした。
このように、訪問リハビリではその日の体調や天候に合わせて様々な関わりをします。
この日もいつも行っているリハビリ内容とは違いましたが、自分で身支度をする、歩く、庭作業などの様々な活動がリハビリになります。
安心して在宅生活を送れるように、これからもひとりひとりに合わせたリハビリを大切にしていきたいと思います。